さがどーーーん

『ハコヅメ』が好きな友人がいるので、『さがドーン』のポスターを市内で見かけるたびに

あ、ハコヅメのひとだ~と思っていて、読んだらすーごい、面白かった!

ギャグのコマ割りとテンポ感が少し独特でよかったな。

ヒロインがいない分、佐野常民をかわいくして補ってるのは笑うしかない。かわいい。

江藤新平については佐賀の七賢人の一人でなんか司法の、頭いいひと…くらいの

なんとも頼りない私の記憶力だったので、これ読んで理解が深まってよかったです。

鍋島直正公は「鍋島様」として織物にも焼き物にもお菓子の名前にもなってるので、

佐賀県民としてはとても身近なものなのですが(佐賀神社にも奉られているし)、

前に小学館にお邪魔したとき、室長さんが「鍋島緞通」をご存じでひっくり返ったのを思い出しました。

織物の話題で「佐賀錦」が出るのはまだわかる。「鍋島」は出ないです普通。教養のある人ってこういうのなんだな…。

京極夏彦先生も「佐賀は鍋島の化猫騒動をもっと公言したほうがいい」てきなことを仰っていたし

鍋島ポテンシャル無限大すぎる。

コミック収録の都合上できる白紙ページに書かれた著者の雑談がおもしろくて、

大笑いしながら読んでしまった。絵も描けて文才もある…。

昔あった直正公の銅像は、第二次世界大戦のときに金属の供出令でなくなってしまったそうで、

そうなると数年前に再び建てられた直正公の銅像は、ここにあることが「平和」の象徴ということ。

ただの銅像も「意味」が加わると存在感が増しますね。